Circuit Pythonの利点
大分前の記事ですが、CircuitPythonとは何だ?という疑問があったの
色々調べていたのですが、以下のポイントに興味が惹かれました。
・CricuitPythonは、テキストエディッタだけあればプログラミング可能。
・参考記事
Make: Japan | AdafruitがCircuitPythonへ移行 (makezine.jp)
CricuitPythonはマイコン用の言語で、ハード側に環境を持てば
私自身はソフトを仕事にしている人間ではなく、
趣味でプログラミングしている人なので的外れな考えかもしれませんが
IDEの環境構築って結構大変なのです。
プログラミングが嫌になる理由に、「環境構築が上手くいかない。」という人は
結構いるのではないかと思います。
それが無くなるメリットは大きくて、学校教育や趣味としてのプログラミングの門戸をかなり広げてくれる期待があり、今後に注目したい言語の一つです。
私自身、まずはMicro Pythonの経験を増やして、Circuit Pythonにもトライしていきたいと考えています。
備忘録 Micro Pythonのdocument
・各種マイコンで記述されているMicroPythonの記述法のドキュメント
概要 — MicroPython 1.17 ドキュメント (micropython-docs-ja.readthedocs.io)
電子工作に必要な物(ブレッドボード編)
はんだごてを使わない電子工作も最近は増えてきています。
以下の写真のようなブレッドボードを使います。
ジャンプワイヤと言われる各種長さのある配線をブレッドボードの穴に挿して
使います。
ブレッドボードの中身がどのように導通しているかですが、以下の写真のように
電源として使うプラスとマイナスのラインは横に導通していて、
a~jと書かれた内側の部分は縦に導通しています。
電流を多く流す回路(500mA以上)や高周波回路でないならば、
はんだ無しでブレッドボードで十分に工作出来るという感触はあります。
電子工作に必要な物
電子工作を始めてみたい方向けに
必要な道具を紹介します。
はんだごて
電子工作と言ったらこの道具。
電子工作用には20ワットの物が合うといわれています。
はんだごて台もあると、一旦、こてを置きたくなった時に便利です。
こて先のクリーニングは、水に濡らすタイプのスポンジよりも
金だわしタイプの方が人気はあるようです。
はんだ
はんだも種類はありますが、私が使っているものはスズ60%、鉛40%の
電子工作用のはんだでした。使い勝手は非常に良いです。
鉛の入っていない鉛フリーはんだという物もあり、環境に良いのですが、
初級者が扱うには融点が高く難しいです。
はんだ吸い取り線
はんだの量が多すぎたり、間違ってはんだ付けしてしまったときに使って
はんだを吸い取ります。
持っていると、いざというときに便利です。
テスター
作ったものが導通しているか、きちんと動作しているか確認用として、
1台は持っていたいです。
5,000円以下で買えるようになったので大分安くなりました。
ピンセット
1本は欲しいです。
部品や配線を持ってはんだ付けしたりなど、細かい作業をするときに使えます。
静電気対策されていて、ピン先が黒色の物もオススメです。
吸煙器
これは中級者向けかもしれません。
はんだの時に煙を吸ったりする心配がなく、有ると安心できます。
吸煙器がない場合は部屋の換気を良くして、はんだしましょう。
HAKKO FA-400
マルツにも道具の紹介がされているので、参考にしてみましょう。
電子回路ワンポイント1
電子回路について役に立ちそうなことを紹介・実践するコーナー。
今回は、「1点配線」について取り上げます。
以下の2つの配線方法は機能的には同じですが、
どちらの様に配線しようか迷ったことがあるひともいるかもしれません。
これを簡易的に回路図にして、共通インピーダンスの影響をシミュレーションしてみました。
OUT=5Vとして、抵抗値は1Ω、配線抵抗は1mΩ程度(遠い方は1.5mΩ)としました。
配線抵抗1mΩは大分細い配線の場合という感じはします。
配線抵抗値は使用する線材の太さ、長さ、素材にも影響しますので、一概にこれ位と定めるのは難しいです。
シミュレーションの結果
R1にかかる電圧:4.980V
R2にかかる電圧:4.975V
R7にかかる電圧:4.990V
R8にかかる電圧:4.985V
シミュレーション結果を見ると、1点配線して共通インピーダンスを無くした方が、5Vに近い電圧がかかっています。
電流が大きい回路では共通インピーダンスの影響が大きく、特性が出ないという時は、共通インピーダンスがないかを考えてみてよいと思います。
Raspberry Pi Pico USBDACの製作
Raspberry Pi PicoでのUSBDAC製作
機能
・1bitDAC
パソコンの音声をスピーカーアンプに送るライン出力
・インターポレータ(データの補間)によるオーバーサンプリング
回路図
・回路図は、CQ出版のインターフェース2021年8月号に載っているUSBオーディオインターフェースの
製作記事135ページを参照しました (^^ ; ※1
・Picoの接続先がスピーカーアンプとなりますので、回路の最終段の部品定数は
ライン入力用になります。C19,C29は10uF、R19,R29は4.7kΩです。
注意 ※1
・135ページの回路図の上側(Lch)のオペアンプはプラスマイナスが逆なので注意。
記事の転記ミスだろうか。
雑誌についている引換券をCQ出版に送ると、DAC基板をくれるようです。
また、秋月電子にもDAC基板と部品セットが売られていますので、
安全に作りたい場合はセットの購入がおすすめです。
写真
経路
インターフェース2021年8月号に紹介されているコンパイル済み実行ファイルを
Picoに入れるだけで、Picoがオーディオインターフェースとして認識されます。
PC→Pico DAC→スピーカーアンプ→スピーカー と機材を繋いで使います。
感想
・ハイレゾの音源は用いていなくて、youtube音源でしか聞いていないが、
音は予想以上に良いです。普段聴きに用いています。
・オペアンプはTIのLME49721にしてみましたが、大きくは変わりませんでした。
JRCの7043Dのほうが柔らかい感じがしたので、7043Dを使っています。
・ソフト、ハード的にいじれるのかもしれないです。
インターポレータ(補完器)についても、もっと勉強していきたいと思っています。